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  石綿(アスベスト)被害者の医療・救済と調査と、高橋正典さんの健康調査のこと (滝尾)  

 投稿者:滝尾 英二(TAKIO EIJ  投稿日:2006年10月 7日(土)14時48分23秒
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   <石綿(アスベスト)被害者の医療・救済と調査と、高橋正典さんの健康調査のこと>

 10月3日の『滝尾英二的こころ』にも「2006年9月25〜27日、高橋正典さん訪問」写真(19)に掲載したように、高橋さんは尼崎の建築工事現場で「石綿(アスベスト)」の作業に従事しています。下請けの零細企業で既に廃業している場合もあるようです。その企業は「更正年金」もかけていない場合も多いということです。大企業の「クボタ」(久保田鉄鋼)従業者のように、企業が健康診断などし、被害者の健康と生活をある程度、保障しる態勢には、高橋さんの働いた「零細企業」はまったくしていないのが実情です。

 先に『滝尾英二的こころ』でもお知らせしたように、北栄町の役場の担当職員の方には、そのことは、滝尾から連絡しており、高橋さんもこの件で役場に相談しているようです。

 今日(10月7日)の『朝日新聞・大阪本社版』の朝刊には、その2面の「綜合」のページで、「無料石綿検診、来月から。厚労省、勤め先廃業・中小対象」の見出しでつぎのような記事が掲載されていた。


 <石綿を扱う仕事をしたことがあるが、勤務の企業がすでに廃業してしまった人などに対して、厚生労働省は6日、無料で健康診断を実施すると発表した。11月に全国で申請を受け付ける。 在職者や大企業の退職者では健診を実施している場合があるが、中小企業やすでに廃業している場合は、健康管理の機会がなかった。

 現在、石綿作業の経験者は労働安全衛生法に基づく年2回の企業検診があり、退職者についても昨年7月、同省が通達で企業に実施を要請している。だが、石綿関連疾患は、吸引から発症までが30〜40年と長いうえ、検診を実施できない中小企業も多いため、同省が対応を迫られていた。

 自己負担の場合、検診には5千〜数万円かかり、同省は2万8千人の利用を見込む。検診はまず問診と胸部X線検査を行い、異常があれば2次のCT検査に進む。胸部肥厚などが確認されれば、国の健康管理手帳が交付され、その後も年2回の無料検診を継続する。

 検診は病院など全国の148ヶ所で行い、受け付けは11月1日から17日まで。ただし、検査で異常が見つかる可能性が低い、吸引後10年未満の人は除く。最寄りの検診機関名は同省のホームページ(http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/10/h1006-1.html)から確認できる。>と記述されています。

 高橋正典さんの生活と医療(=いのち)を今後、どう守っていくかが、行政当局も支援者も「弁護団」なども、その真意が今、問われていると考えます。単なる「同情」「いたわり」ではなく、高橋さんの日々の「生活と健康」、すなわち「いのち」をどのようにして守っていくかが、今後、重要な問題であり、課題です。詳細は、10月9〜13日までの5日間、私は北栄町の高橋さんを訪ねます。高橋さんと、町役場の関係職員とわずか5日間ですが、高橋さんの日々の「生活と健康」などを話し合ってきます。その報告は、10月14日の『滝尾英二的こころ』の「非入所者、家族・遺族〜」のページに報告したいと思います。

                  人権図書館・広島青丘文庫  主宰 滝尾英二
 
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