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某県の家族の問題
詳しく書くとまずいので、某県と書く。その家の女主人が、ハンセン病に罹り、恵楓園に入園したのであるが、子供もあり、家はタイヘンであったようだ。子供の進学時期でもあり、その女性は無断外出を敢行した。最初入園したのは昭和時代であったが、日時が経過し、その時は平成の始めでもあり、そういうことも、可能だったのだろう。恵楓園にはつらい思い出ばかりらしく、そちらの方は向かないという仰せであった。私には衝撃的であったが、それはそうなんだろう。小生は当時らい指定医であった。頼まれて診察にいったわけである。それもその人の申し出から発している。自動車でいったが、その県の係官と一緒だったと思う。
もう治ったとしてください。という要望もあったが、私の診断も治癒したと診断した。そしてそのような手続きをとった。
極めて当たり前の話であるが、患者数が一人減るわけである。少々微妙な感覚があるのは、そういう話はタブーで、なるだけ、患者数を減らさないようにと自治会はいっていた。しかし、いわくいいがたし、ということなんだろう。
理由はおわかりと思う。幽霊患者のことである。それは、患者さんを調べましょうといっても、そうならない。ある例であるが、きっかけがあり、調べたら10年前に死亡していた。その間の厚生省のお金はどう処理していたのだろう。何の御咎めもなかった。
Wikipedia幽霊を調べたが、そういう言葉の使い方は載っていませんでした。
その後私は南海の療養所に転勤したが、自治会自ら、幽霊退治をしたと聞いた。判りにくい話を読んで戴いて有難うございました。
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