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家族の問題は 尽きないねえ。
考えてみたら、日本ハンセン病文学全集も「菊池野」も、どの雑誌をとっても、家族の問題だらけだ。その中で一番悲しいのは、家族との離別。別れ。そういえば、ハンセン病は離別の病気だと ありましたねえ。どこにあったか忘れてしまったが、書いたことはある。
A disease of separation だったかな。
別れの病気とはたしかハワイ語だったかな。
誰でも離別はあり、別れはある。ハンセン病の人々が特別であるのは、それが、離別したくない時期に理不尽にも割かれることであろう。誰でもそういう時期に、別れを強要されることはない。
家族との離別は、仮に家族全員が入所したらないかもしれないが、親しい人との離別、故郷との離別、その他色々の離別がある。
恵楓園にいた時に、カルテに何も書かれていない人がおられた。話を聞いたら、家族、友人、仕事、故郷、何もかも捨ててこられたのであった。住所を聞いたら大層怒られた。(当時は個人情報という言葉もなかった) 情報をしらせる筈もない。
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